製造業・経済安全保障
経済安全保障は日本の産業政策の基軸になりました。サプライチェーンの指定、セキュリティ・クリアランス、投資審査、そして国内強靭化に紐づく補助金。海外では、輸出管理と関税が日本企業の生産配置を左右します。
製造業・経済安全保障の政策は、どう決まるか。
経済安全保障推進法は、特定重要物資と基幹インフラ、サプライチェーン補助金、基幹インフラ事業者の審査を設けました。重要経済安保情報に関するセキュリティ・クリアランス制度は2025年に施行されました。指定業種への対内投資には外為法の事前届出が必要です。これらが合わさって、どの企業が日本の強靭化戦略のパートナーとして扱われ、どの企業がリスクとして扱われるかを決めます。
その横には数十年で最大の産業補助金があります。経産省の半導体、蓄電池、戦略物資、GX投資枠組み、成長戦略の17分野です。通商政策は米国の関税から輸出管理まで内閣レベルで交渉され、経産省を通じて実施されます。海外展開する製造業にとっては、米国のIRAや各国の現地調達要件、輸出管理の域外適用が、生産と投資の配置を直接左右します。
誰が決めるのか。
経済産業省
産業補助金、輸出管理、経済安全保障推進法、製造業が従う化学物質・製品規制。
内閣府 経済安全保障担当・国家安全保障局
特定重要物資と基幹インフラの指定、セキュリティ・クリアランス、戦略の方向性。
財務省
外為法の事前届出と投資審査。
防衛装備庁
防衛調達と防衛産業基盤。
厚生労働省
労働法、労働者派遣、改革が進む労働ルール。
経団連と業種別団体
産業政策のポジションが経産省に届く前に形成される場。
何が起こりうるか。
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貴社の意見なしに書かれた経済安全保障の基準で指定される、あるいは除外される。
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国内サプライチェーンを優遇し、国内調達を求める補助金プログラム。
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買収や拡張における外為法の事前届出の遅れ。
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海外の輸出管理や関税措置が、現地生産と輸出の経済性を変える。
必要なエンゲージメント。
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国内投資とサプライチェーン上の価値のエビデンスをもって、強靭化への貢献者として経産省と内閣府の経済安全保障担当に関与する。
- 02
補助金公募、概算要求、成長戦略を追い、申請のタイミングを合わせる。
- 03
経団連と業種別団体を通じて動き、与党の経済安全保障・産業関連部会との関係を築く。
- 04
海外では、現地の産業政策と輸出管理の動きを追い、投資判断の前に本社が読める形で整理する。
製造業・経済安全保障に関する公開分析。
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業種と国内外の生産拠点をお知らせください。関係する指定制度、補助金、審査ルールについて、プリンシパルがご説明します。